富良野岳(原始ヶ原 → 十勝岳温泉 縦走) 2015.8.2

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7/12の単独オプタテ山行で、右足首をねん挫して帰ってきたしず。


その後順調に回復しているが、まだ登山出来るほどではない。


そのしずがクルマを回してくれるというので、普段は滅多にできない縦走をしてみた。



初めての原始ヶ原。

ワクワク・ドキドキのコースだ。




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さて、その原始ヶ原。



富良野岳と言えば人気の山で登山者は多い。
子供もよく登っている。
花がいい山だから、花の季節は猛烈に混雑する。


しかしそれはあくまで「十勝岳温泉コース」に限っての話だ。


富良野岳のもうひとつのコース、「原始ヶ原コース」の登山者はとても少ない。
恐らく「十勝岳温泉コース」の1/100以下だ。


原始ヶ原コースは距離も長いし標高差もある。
途中は「原始ヶ原」という湿原を歩く。


この湿原は木道などの整備は一切されてない。
直に湿原の上を歩く貴重な?コースだ。


場所によって踏み跡は不明瞭。
そして時に底なし沼のような(大袈裟)泥濘もある。


熊の心配もあるし、湿地帯だから蚊やブヨもいるだろう。


言ってみれば自分の苦手要素が満載のコースなのだ。


しかし、全ルート制覇するためには避けては通れない道。
今回はいい機会だったから行ってみることに。
縦走なら1回しか通らなくてすむしwww



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いつものように4時に三笠で待ち合わせ。
富良野市内のコンビニで食糧調達と朝食。




国道を走って富良野市街をちょっと過ぎると、左に麓郷の標識。
そこを曲がった所からは「原始ヶ原登山口」の看板がちょいちょい出てくる。




が、最後の登山口への林道曲り口がちょいと分かりにくい。
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看板が見えにくいのだ。というか、富良野方面から来ると完全に陰になって見えないし。
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林道に差す光芒が美しい。
林道の状態は割といいが、幅は1車線分しかない。
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登山口にあるニングルの森管理棟。
無料で泊まれるようだ。
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トイレ。
外から見るより中は割と綺麗。でもペーパーはない。
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準備中に虫除けスプレーを忘れてきたことに気付く。
Σ( ̄□ ̄;)!!!
今日は虫の危険性高いコースなのに!!






駐車場に神社があったので、入山前に安全祈願しときましたよ。
底なし沼に飲みこまれませんように。
クマに食べられませんように。
蚊やブヨに刺されませんように。
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本日の入山者は2時間以上も前に1組2名のみ。
出発間際に2台のクルマが到着したが、その方たちとも会うことはなかった。
久しぶりに静かなソロ山行となった。
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しずが見送ってくれた。
14:00に十勝岳温泉で会おう!
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登山口からずっと、コマドリがいたる所で鳴いていた。
でも鳥待ちをしてる余裕はない。
途中クマゲラも鳴いていた。










登山口からすぐの所で、林間コースと滝コースが分岐する。
が、橋崩壊のために滝コースは立ち入り禁止だ。
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しかし不動ノ滝を過ぎてから、また滝コースへと行く道があるのだ。
(今回は時間の関係上、林間コースで行きました)
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こちらのコースは登山者は少ないから、マメな整備はされてないようだ。
至る所で笹や草が被っているので、朝露で結構濡れる。
ひどい時には雨具のズボンだけでも履いた方がいいかもしれない。
ズボンは濡れても乾くけど、脚を伝った水が靴の中を濡らすので。
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途中、不動ノ滝への降り口があった。今回はスルー。
しかし、ほのぼのする看板?だ・・・( ̄▽ ̄)
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ここが途中のコース分岐点。右に行くと滝コース。
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滝コースへの道は、最近笹払いしたような感じだった。
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こちらが今回歩く林間コース。
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登山口から30分ほどで、『天使の泉』がある。
ここはそのまま飲めるようだが、何しろ手前過ぎる。
ここまでまだ水は1滴も飲んでないのでスルーした。
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ちなみに、ちゃんとコップまで置いてある。
水量は豊富だ。
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それほど多くはないが、花はチラチラ咲いていた。
ミヤマアキノキリンソウやコバノイチヤクソウなど。
今回、写真枚数が多くなりそうなので割愛します。
(この後、花はいっぱい出てきますので)












広原ノ滝。
林間コースで唯一見られる滝。
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この滝の上流がこのコース唯一の渡渉ポイント。対岸にピンクテープが見える。
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どっか石伝いに渡れないかなぁ、と何度かトライしてみるもダメだった。
行けそうに見えて微妙に距離がある。
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で、結局これが正解だった。
こう行けば簡単だった。
何も悩まずピンクテープの部分を渡ればいいだけだったwww
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渡渉後はしばらく苔むした道を登る。
そして頭上が開けたら、そこが原始ヶ原だ!

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看板の矢印通りに、真っ直ぐに進む!




クマ除けの鐘があったので鳴らしていく。
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先にピンクテープも見える。さあ、進め!
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ん?待てよ。

正面の山、富良野岳と違うくないか??(トウヤウスベ山)




周囲を見渡してみると、、、


あ!左手見えるあの山が富良野岳だ!
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そこでちょっと戻ってみると、気づきにくい看板があった!
富良野岳はここで直角に曲がり、真っ直ぐは原始ヶ原散策コースだった。
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まあ、事前に地図をよく見て頭に入れてれば、こんな間違いしないんでしょうけどwww




こっちが富良野岳方面。
踏み跡がうっすらだから余計気づかない。
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踏み跡は割としっかり付いてる部分もあれば、こんな風にハッキリしない場所もある。
ガスって周囲が見えない時にはかなり心細くなりそうな感じ。
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そしてしばらくは湿地帯と樹林帯が交互に出てくる。
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湿地帯は基本的に薄く水が溜まっているが、靴を濡らすほどではない。
時々泥濘が出て来るが、出来る限りは巻いて歩く。
でも時に巻けない泥濘もある。
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どうしても泥濘に足を踏み入れなきゃならない場合、
まずストックで刺してみて少しでも固そうな部分に足を置く方がいい。
うかつに足を置くと、一気にふくらはぎまでぬかりそうな部分もある。


今回登山靴で行ったが、気を付けたおかげでくるぶし~足首程度までしか埋まらなかった。
もちろん、スパッツは必須だ。


泥濘が延々と続くような場所はなく、そんなに恐れたほどではなかった。










湿原らしい花が咲いていた。


トキソウ。いっぱい咲いてた。
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ワタスゲ
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タカネニガナ。
湿原に咲いてたからタイセツタカネニガナっていうのかな?
これもいっぱい咲いていた。
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ミヤマリンドウもたくさんあった。
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ホソバノキソチドリ
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湿地帯が終わると、涸れ沢沿いに登って行く。
そしてこのコースの特徴として、山に近づくほどにだんだんと斜度が増していく。









花もガラリと変化する。


トカチフウロ
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マルバシモツケ
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アオノツガザクラ
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エゾヒメクワガタ
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アカモノ
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チングルマ
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ヨツバシオガマ
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イワブクロ
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チシマアザミ
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リンネソウ
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やがて涸れ沢地帯を抜けるとハイマツ帯になり、頭上が開ける。
が、この時はすっかり曇って山は見えなくなっていた。
この日は1日中快晴の予報のはずだったが、、、
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振り返ると前富良野岳。
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あの湿原を歩いてきたのだ。
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斜度はどんどんキツくなる上に、ガレ&ザレで歩きにくい。
ペースはメチャ落ちる。
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そんな中、癒してくれるのはお花たち。



ゴゼンタチバナ
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コマクサ
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イワギキョウ
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ウスユキトウヒレン
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ホソバイワベンケイ
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そして歩きにくいガレ&ザレ区間が終わると今度はハイマツ。
でもちゃんと道はあるので心配無用。
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そしてハイマツと言えばここにもいらっしゃった、ノゴマ。
標準レンズなので画質は勘弁・・・(>人<;)
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そしてナッキーの声もしばしば聞かれるようになる。
超至近距離で鳴いてたから10分ほど出待ちするも、姿見せてはくれなかった、、、(/_-。)。。。
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稜線まで上がると、山頂が見えた!
人がいっぱいいる様子。
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山頂到着ー( ̄▽ ̄)
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山頂にはうようよ人がいましたよ。
原始ヶ原コースでは誰にも会わなかったのに。
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ガスが多くて眺望はイマイチだ。
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絵になる外国人カポーが目前でランチしてたよ。
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腹ごしらえしたら、下山します。
写真撮りながらでも14時前には下山出来そう。

しかし富良野岳山頂からも景色はカッコいいなー。
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下山もお花見しながらです。



メアカンキンバイ
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イワギキョウ
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フタマタタンポポ。
名前にタンポポと付くが、タンポポの仲間ではないらしい。
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ちょっとガスが晴れた瞬間。
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ウメバチソウ
これを見ると花の季節も終盤か~、って気になる。
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ハクサンイチゲは完全に終わってるけど、他の花がいっぱいだったよ。
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ミヤマリンドウ
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コイワカガミ
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ナガバキタアザミ
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ハイオトギリ。鮮やか!
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三峰山への道。
時間あれば行こうと思ってたけど、パス!
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コケモモ
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エゾツツジ
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オオバミゾホオズキ
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チシマノキンバイソウ
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エゾウサギギク
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イワヒゲ
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今回唯一見たエゾノツガザクラ
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ミヤマホツツジ
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エゾコザクラ
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アオノツガザクラ
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チングルマ
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ウコンウツギ
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そうこうしてるうちに安政火口まで降りてきた。
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そしたらなんとしずがいた!
俺が降りてくる姿を望遠レンズで盗み撮りしていたようだー( ̄▽ ̄)
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そっからはしずに合わせてゆっくり歩いて、無事に十勝岳温泉登山口に到着。
いつの間にかここにも携帯トイレ回収BOXがあったよ。
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下山後の温泉は カミホロ荘
日帰り入浴600円だけど、じゃらんクーポン利用で400円で入れた ( ̄▽ ̄)
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そしてまだ時間が早かったので(というかそのために早く降りたので)、久しぶりに フラノデリス へ!
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牛乳プリンと本日のケーキセット。800円(税別)
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原始ヶ原コースは変化に富んだ、なかなか面白いコースだった。
十勝岳温泉コースに飽きた人にはオススメします!
いつか滝コースも歩いてみたいと思ったし、原始ヶ原を五反沼方面に散策するのもいいと思った。




恐れていた、泥濘、熊、蚊&ブヨはというと。


泥濘は多少あるが、それほどひどくはなかった。
熊も今回は気配なし。
そして蚊&ブヨも、たまたまかもしれないが今回はいなかった。









【参考タイム】

6:45原始ヶ原登山口-10:58~11:20富良野岳山頂-13:49十勝岳温泉

23,900歩













◎ おまけ ◎

前の日の晩は、モチロンこれ見ましたよ!
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カムエク&ペテガリはかなり厳しそうなコースでしたね(>人<;)
このコースは無理だぁ~(>人<;)

でも映像がとても綺麗で、また全国から登山者が集まってきそう、、、






***
by yah-_-yah | 2015-08-03 18:00 | 登山(十勝連峰) | Comments(10)
Commented by kyuujitunituki at 2015-08-03 21:42
yahさん、こんばんは。
猛暑で山に行く意欲を奪われています(笑
やはり、素晴らしい稜線が延びた山ですね。
備えあれば憂いなし、トラブルもなく楽しい山行となりましたね。やはり、そちらの山は沢山の種類の花たちに出逢えますね。形も色も楽しませてくれます。
こちらで、楽しませていただきありがとうございます。
モヤモヤも解消させていただきました。
相方さんの足の具合も順調に回復してあるようですのでここは無理をせず120%の回復を目指されて下さい。
私も、いろんなルートを試したいと思います。
ありがとうございました。
Commented by yah-_-yah at 2015-08-04 06:16
●kyuujitunitukiさん
こんにちは。
北海道はそうでもないですが、九州や本州では猛暑が続いているようですね。
暑い日に低山はキツいので、出来るだけ高い山に行きたいところです。
花もそろそろ終盤へと向かう時期ですが、雪渓が遅くまで残ってる場所ではまだ春の花も見れるし、もうしばらくは楽しめそうです。
しずの足もかなり回復してきてますが、無理してぶり返すと長引くので、しっかりと完治してから登山復帰して欲しいですね。
Commented by meo_7 at 2015-08-04 12:47
みうらです。こんにちは。
しずさん、残念ですが順調に回復している様子ですね。
我慢出来ずに無理をする仲間もいるのですが、必ず、回復が遅れるばかりでなく、他の部位も傷めますので、どうぞ養生して下さい。
 
お陰で、と言っちゃ何ですが、ソロ山行も楽しめるでしょ?
ちょっとした緊張感がプラスされますからね。
 
トキソウを久しく見ていないので、ちょっと感激しました。
昔は、苫小牧近辺の、ちょっとした湿原に咲いていましたが、高速道路の工事などで、随分様変わりしてしまいました。
 
ウメバチソウやアキノキリンソウなどが咲き始めると、北海道も、そろそろ涼しくなりますね。
 
Commented by yah-_-yah at 2015-08-04 12:59
●みうらさん
こんにちは!
しずは順調に回復してるようです。
昨日も受診したようですが、まだ登山許可までは出てない模様です。

確かに最近はソロで行くことも少なくなりました。
樽前山を除いては6月のニペソツ以来でした。
今回のように山頂まで誰とも会わなかった山となると、あまり記憶がありません。

トキソウは初めて見たんじゃないかと思います(記憶にはない)。
湿原に行くことは少ないので、普段お目にかかれない花が見れて楽しいです。

下界ではまだまだこれから暑さは続くんでしょうが、山の花はそろそろ秋を感じさせますねぇ。。。

ところで、ニペソツの「幻の花」。
あれなのかな?と想像しながら後編を楽しみにしております。
Commented by コズ at 2015-08-04 15:42 x
こんにちはやぁやぁさん
シズチャンと一緒の山行が行けないのが残念ですね
まぁ1人の時も有りだね!
グレートトラバース私も見ました~いいね~~
ペテガリに行きたくなって来ました!憧れます行きたいよ~
ペテガリの山小屋に泊まってみたいです立派だし水あるし(笑)やぁやぁさんとシズチャンまずお先に行って来て下さいね~
Commented by yah-_-yah at 2015-08-04 15:53
●コズさん
こんにちはー。
ソロで密かに出会いを期待してたけど、誰もいませんでした~。

陽希さんの通ったルートはあまりに敷居が高くて無理ですね(;^_^A
ペテガリも可能性があるとすれば山荘からの西尾根ルートですね。
そのルートも登り返しがたくさんで、帰り道もキツイみたいですね。
行ってみたいけど、いつになることやら、、、
オプタテお疲れさまでした。
相方さんのペットボトル16本にはビックリです。
そんなにザックに入るんですね~(;^_^A
Commented by セッチ at 2015-08-05 20:41 x
こんちは! yah さん!

おお~ 原始ヶ原からの富良野岳縦走ですか!
原始ヶ原からは、ズッと気になってて、けど、あの湿原をどう
すべ?ってとこが、ワイにはハードルだったのでして、
6月の末でしたか、533mがやられて、ふむふむ。
して、今回は我らが yah さんが道しるべを作ってくだすった!
ワイらもやりましょう! そのうちですけど、あはは

それにしても、まだ、こんなにお花があるんですね~
行きたいですわね~

そいや!前回の樽前山!
オオヤマサギソウと、ミヤマホツツジの蕾を教えちゃりに
行こうと思ってたらば!
こめっとおじさんが、解ってたんですね~
さすが、ワイらの山師匠!あは

ではまた!@セッチでした。

Commented by yah-_-yah at 2015-08-05 21:06
●セッチさん
こんばんは!

原始ヶ原は僕もやや恐れていたコースでしたよ。
木道のない湿原だし、泥濘は大丈夫だろうか?とか、、、
でも行けばたいしたことなかったです。
きっと同じように恐れてる人がいるだろうし、ちょっと情報提供できればと思いました。

こめっとおじさん、さすがです!
花にも鳥にも詳しい!
Commented by watanabe at 2015-08-30 21:25 x
過去記事へのコメント失礼いたします。
貴ブログを参考にさせていただき、昨日原始ヶ原から富良野岳を登って来ました。
不安のいくつかが解消され、迷いなく登ってくる事ができました。
ありがとうございました。
ちなみにこのブログにはsettiさんのところからたどり着きました^^
Commented by yah-_-yah at 2015-08-30 22:25
●watanabeさん
こんにちは。初めまして。
ご訪問とコメントありがとうございます。
僕のブログが多少のお役に立てたようで何よりです。
原始ヶ原コース、行くまでは不安がいっぱいですよね。
でも「案ずるより産むがやすし」的なコースでしたね。
どこかで見かけたら声かけてください!
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