そしていよいよ、十勝岳の頂へ・・・!!! 前回のお話はこちら → 十勝岳ナイトハイク! 2018.6.10 【前編】 しずの酸欠や氷雪の心配もあったが、4:35無事に山頂に達した! どんな山でもそのピークに立つと達成感を感じるものだが、今回は格別だった。 ここ十勝岳のピークは360°の展望が利く、「ピークらしいピーク」なのだ! そこには全周囲に広がる雲海の絶景があった・・・! クルマで行ける場所でも雲海が見れる所はあるが、山でなければこうはいくまい! 日の出から40分も過ぎた太陽は既に十分高い位置まで来ていた。 恐らく石狩連峰辺りから昇ってきたものと思われる。 こんな絶景を独占状態なのだ! こんな贅沢、他にあるか!? 夜中に出発して暗い中を頑張って歩いて来た疲れも吹っ飛ぶ。 こういう景色が見れるから、辛くても頑張って登るんだよな。 二人ともしばしの撮影タイム。 中央には富良野岳、その奥には芦別岳が浮かぶ。 境山~下ホロカメットク方面。 少し奥のやや左側にトムラウシ、そしてその少し右奥に石狩連峰、ニペソツ山、ウペペサンケ山が浮かぶ。 これが雲海だッ!!( ✧Д✧) カッ!! ここから85mm単焦点レンズに交換して。 富良野岳と芦別岳。 右の奥の方に薄っすら見えてるのは羊蹄山のようだ!(→写真クリックして拡大して見てください) やうていに、いこーよ (T△T) 境山~下ホロカメットク。 ニペソツ山。 今年は幌加温泉コースがオープンしたが、超ロングコースなので敷居が高い (>人<;) ウペペサンケ山。 奥には雌阿寒岳と阿寒富士が見える。 日高の山々もクッキリ。 早朝は空気が澄んでいるから遠くまでよく見える。 みんな大好き、トムラウシ山。 今年も行けるかな? 北海道最高峰、旭岳。 雲の海とはよく言ったものだ。 手前、美瑛岳。 62-Ⅱ火口からは相変わらずもくもく噴煙が。 風向きが悪いとこの噴煙に当たり、胸が痛くなったりする。 自然が織りなす芸術。 しずは一足先にもぐもぐしてる ( ̄▽ ̄) 早朝に山頂で過ごす幸せ。 これを味わうにはナイトハイクで登ってくるか、山に泊まるしかない。 苦労したご褒美がそこにある! しかし悲しくなったこともあった。 山頂の岩にはたくさんの落書きが残されていた。 どうしてこんなことをするのだろうか、、、 風も穏やかで寒くもない。 この快適な山頂で1時間ほど過ごした。 それは至福の時であった。 名残惜しかったが、そろそろ山頂とお別れだ。 下山を始めたらソロの男性が登って来た。 この日初めて出会った人だ。 雲海もだいぶ晴れてきた。 雲海を見れるのも、早朝の特権だ。 しず、久々のへっぽこポーズ!! 下山時にはたくさんの人とスライドした。 僅かに残った雪で滑りを楽しむ人もいた。 山って、「早くに登った人が偉い」みたいな感じあるよね。 なので、みんなが登ってくる中を早々に下山するのって、優越感。 そう思うのって自分だけ? ( ̄▽ ̄) 登る時には真っ暗で見えなかったけど、花も咲いていた。 メアカンキンバイ 雪を被ったエゾノツガザクラ。 登山道上で唯一の雪渓。ツボでも危険なし。 避難小屋まで降りてきたら、ガスに包まれていた。 エゾイソツツジ ウコンウツギ 降りてきた時にはすっかり曇っちゃった。 朝から登った人たちは山頂で景色が見れたろうか? 下山したら駐車場は満車。 既に枠外にもいっぱい停まっていたよ。 滅多にやらないナイトハイクだけど、今回は完璧な山行だった。 無事に登って降りてこれたこと。これ一番大事。 登ってる間は全く風に当たらず、気温は氷点下だったものの、それほど寒さは感じなかった。 山頂では少しだけ風があったが、のんびり出来ないほどの風ではなかった。 そして全周雲海の絶景。 空気は澄んで遠くまで見渡せる。 まさに早朝ならではの景色を充分堪能出来た。 幸せな時間だった。 たまにはナイトハイクもいいなと思った。 たまには、ね。 【 参考タイム 】 23:55 望岳台 - 1:00~1:20 避難小屋 - 2:30~3:20 1720m台地 - 4:35 山頂着 5:35 山頂発 - 6:35 1720m台地 - 7:35~7:55 避難小屋 - 8:50 望岳台 登り:4時間40分 下り:3時間15分 約20,000歩 ***
by yah-_-yah
| 2018-06-13 06:00
| 登山(十勝連峰)
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Comments(6)
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yukki6727 at 2018-06-13 08:56
いや~♪ 素晴らしい!
星空も良いですが、三日月と十勝岳の碧い世界素敵です 足が止まるのわかります うっすら雪景色なのも功を奏してますね 我が家なら頂上登らんでも満足する景色です(笑 朝のダイナミックな景色も最高ですね この日の雲海は最高でした いつか我が家も見てみたいです( ✧Д✧) カッ!!
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yah-_-yah at 2018-06-13 09:54
●yukkiさん
この日は月の出が遅かったので出発時点では月がなかったんですが 稜線まで上がると、そこに昇ったばかりの細い月、、、 思わず、「おおーーっ!」って感じです。 前の日の薄っすら雪化粧が功を奏したことは言うまでもありません! 昨年のトムラウシ山頂も全周囲雲海の絶景でしたね~! 毎年こういう景色が見えるといいんですが!! 十勝岳は割とナイトハイクはしやすい山だと思います!是非!!
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まぁさ
at 2018-06-13 17:32
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素晴らしい景色!!
ナイトハイクは未経験ですが、是非挑戦してみたいです。 いきなり一人で行くのは無謀ですかねぇ・・・。 週末、お天気と家族と相談して行ってみようかしら。 最近我が家は「一週間に一座!」を目標にしています。 もちろん、今年もトムラウシを目指しての体力づくりです。 先週は剣山へ行ってきました。イワザクラが綺麗でしたよ^^ 今シーズンもyahさんのブログを見て、登山も写真も頑張りたいなぁと思っています。 今回はすれ違いでしたが、いつか山でお会いできるのを楽しみにしています。 駐車場には我が家の車が写っておりました(^^♪
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yah-_-yah at 2018-06-13 18:27
●まぁささん
暗いのが怖くないなら1人でも大丈夫だと思います。 それでも誰かと一緒の方が何かあった時にはいいと思いますが、、、 それは昼の登山でも同じですが、やはり夜に登る人の絶対数が少ないので。 それと月明かりがあるだけでも全然違うと思います。 「週に1座」イイですね~! 僕は週に1日しか休みがないので、天気が悪かったり、何か他の予定があったりすると登れません。 平均して月に2座くらい登れるといいのですが、、、 下山した時間にもまだここにいらっしゃったんですね! この写真で分かるくらいだから、手前の方でしょうか、、、
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bmeg44 at 2018-06-14 15:06
ご無沙汰しております。本当に素晴らしいですね!
ナイトハイク、一度やってみたいような、何となく怖いような。 でもこの時期、ご来光を拝むには暗いうちに登らないとならないのですね。 夜はヒグマの行動時間とも聞きますが、鉢合わせの危険はどうなんでしょうね。
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yah-_-yah at 2018-06-14 15:31
●aoy@maさん!
ご無沙汰してます~! 今時期は日の出が早いから、ご来光を見るためには徹夜は覚悟ですね。 山の長さにもよりますが、深夜出発しないと間に合わないです。 樽前山くらいならそうでもないでしょうが、、、 夜もヒグマは行動してるかと思いますが、こっちはライト点けて歩いてるし、 昼以上にこっちのことに早く気づいてくれて、向こうの方からどっか行ってくれることを期待してます!
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