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3年ぶりのトムラウシで紅葉と絶景を堪能する! 2017.9.16~17 ≪ 後編 ≫

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これまでのお話はこちら → 3年ぶりのトムラウシで紅葉と絶景を堪能する! 2017.9.16~17 ≪ 前編 ≫

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by yah-_-yah | 2017-09-22 06:00 | 登山(表大雪) | Trackback | Comments(6)
3年ぶりのトムラウシで紅葉と絶景を堪能する! 2017.9.16~17 ≪ 前編 ≫

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みんな大好きトムラウシ。



どうでもいいが日本百名山のひとつ。



どうでもいいがその百名山の中で唯一カタカナの名前。



そんな 『 みんな大好きトムラウシ 』 を3年ぶりに登って来た。

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by yah-_-yah | 2017-09-21 06:00 | 登山(表大雪) | Trackback | Comments(4)
【速報版】紅葉のトムラウシ! 2017.9.16~17

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3連休の最終日、大荒れの天気の中皆さんいかがおすごしでしょうか?


一昨日、昨日と南沼泊でトムラウシに行ってきました。


3年ぶりのトムラウシ!


普段は『速報版』は書かない主義なのですが、今回ばかりは早くお伝えしたくて書いてしまいました。



今回の山行をダイジェストでどうぞ!

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by yah-_-yah | 2017-09-18 09:13 | 登山(表大雪) | Trackback | Comments(10)
【田中陽希さんに会ったよ!】  雪のトムラウシ山 (短縮路ピストン)  2014.10.5


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この日曜は未踏の武華山~武利岳に行くつもりで計画していた。
ネットや本で下調べし、地図も用意し準備万端!


ところが前日。


今や グレートトラバース で時の人である、田中陽希さんのFB を見ると、
この日は天人峡から登ってトムラウシ温泉に下山すると書いてあるではないか!


な、なんとー!
Σ( ̄□ ̄|||)!

もしやこれは・・・!!
トムラウシ短縮路でピストンすれば、どこかでスライド出来るかもしれない!!!



ってことで前日の夕方に急遽予定変更しましたよ。



何もかもが感慨深い山行になったーーーー!

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by yah-_-yah | 2014-10-06 21:00 | 登山(表大雪) | Trackback | Comments(20)
大雪山・南沼へ! 2013.8.11~12

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やっと待ちに待った夏の連休です!この夏、唯一の連休!
1泊だと行ける所は限られますが、去年泊まってとてもよかった南沼へ行ってきました。

トムラウシ温泉短縮路は泥濘がいやだし、俵真布林道は鍵を借りに行くヒマがないし、天人峡からだと距離がありすぎるし、、、

でもやっぱり短縮路しかないので、泥濘覚悟で行ってきました。

登山記は下の more からどうぞ!

↓ ↓ ↓

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by yah-_-yah | 2013-08-15 09:42 | 登山(表大雪) | Trackback | Comments(10)
奇跡のパーティ ~2012トムラウシ縦走4日目

《  ←縦走3日目    縦走1日目→  》

【8月15日(4日目)】

寒い、寒い。テントの中も寒くて、シェラフの中だけが辛うじて寒さをしのげる。
真夏といえども大雪山の夜は冷える。

5℃しかないよ・・・
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目は覚めても寒いから外に出たくない。
シェラフの中でウダウダしていたら、スズさんが「十勝連峰に朝陽が当たって綺麗だよ!」と呼びに来てくれた。
くれぱとさんがテントの中から「サンダルでもいいかなぁ~?」なんて言ってる。
「靴履いた方がいいんじゃない~」と答える。
準備の遅い僕が外に出た時には、くれぱとさんはとっくに出かけていた。

テン場からちょっと歩けばすぐに十勝連峰が見えた。
おぉ!確かに雲は全くかかってない!美しい!!
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三川台の方に少し歩けば、南沼と十勝連峰を一緒に見れるよ!と教えてくれる。
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いやもう、ホントきれいだねぇ・・・
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山並みが綺麗です。こんな綺麗なのを見れてしあわせ・・・
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テン場に戻って朝ごはん。
左の黄色がくれぱとさん、真ん中の薄紫が僕、右側の黄色がスズさん。
二人はモンベルのステラリッジ、僕はアライテントのトレックライズ。僕だけ仲間はずれwww
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インスタントラーメンとアルファ米の朝ごはん。美味しい、美味しい♪
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携帯トイレブース。携帯トイレ初体験。
使用済み携帯トイレと食料を並べてザックに詰め込む。
山生活が長くなってくると細かいことは気にしなくなるwww
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かわいー!くまさん!   くれぱとさん、女の子だったんだねぇwww
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もうね、起きたときから天気がいいのはこの日が初めてだったもんで、超ハイテンション!
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あまりに心地よいのでここに留まっていたくなるが、そうもいかない。
天気がいいうちにもう一度トムラウシに登ることにする。

十勝連峰!!美しいよぉ~!!!
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うわぉ!イワブクロがまだ生き残ってた!!
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くれぱとさんはのんびりしたいからと、ひとりテン場に残った。
おーい!!手を振ってみるが、見ちゃいないwww
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イワギキョウ
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トムラウシ山頂に立つスズさん。サマになってる!!
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寒い寒いと思ったら、凍ってる沼があったよ。ビックリ!o(@.@)o
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表大雪方面。一番左に旭岳。
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石狩連峰
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左にニペソツ、右にウペペサンケ。
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美しい富士型で存在感のある山。
その時には名前は分からなかったが、その後の調べで北見富士だと判明。
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遠くに日高の山々も見える。
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トムラウシ山頂からの720°絶景!(再掲載)



山頂で飲むお茶は美味いね!スズさん!!
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いつまでもそこに居たくなる、気持ちよい山頂だったがそうもいかない。
くれぱとさんも待ってるし、降りてテントを撤収せねば・・・。
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ウスユキトウヒレン?
この花も仲間が色々あって同定が難しい。
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くれぱとさん、テント撤収してまったりしてる。
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そして降りてテント撤収。手伝ってくれてありがとう。
ただでさえパッキングに時間かかる僕です。みなさんお待たせしました。
名残惜しいけど、降ります。トムラウシ温泉まで10km。短縮路はそれより短いか。
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歩き初めて間もなく、またまたたくさんの花が出てきた。
こうなるとなかなか進まないしwww
エゾイワツメクサ
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コマクサ
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エゾノツガザクラとアオノツガザクラ
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ミヤマキンバイ
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うわぁ~、ツガザクラ系がいっぱい!!
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うわっ!綺麗なニシキツガザクラ!
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チングルマとミヤマキンバイ!ここはまだ春だ!!
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エゾノツガザクラ
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アオノツガザクラ
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両者の雑種
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エゾコザクラとミヤマキンバイ
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ウラジロナナカマドはもう実が付いてる。秋近し。
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タカネトウウチソウ
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おぉ!マルバシモツケの花がまだあった!
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エゾウサギギク
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チングルマの綿毛
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トムラウシ公園の大岩
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トカチフウロ
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ナッキー登場!何度見ても可愛いなぁ・・・( ̄¬ ̄*)
(思いっきりトリミングしてるので画質悪いです)
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ハナニガナ
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こんなチビっ子が登るんだもんなぁ、すごいなぁ。
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ナッキーまた登場!
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カラマツソウ
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チシマノキンバイソウ
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ミヤマキンポウゲ
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ハイオトギリ
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コマドリ沢の綺麗な流れ
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さて、ここから先は悪名高き “たんぼ道”
こんなのが延々と続くと正直、萎えます・・・
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スズさん曰く、『表大雪三大酷道』!
(トムラウシ温泉ルート、ヌプントムラウシ温泉ルート、天人峡ルート)
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それでも今年・来年の2ヶ年計画で木道の設置が始まっています。
一部に既に木道が敷かれていました。ありがたいことです。
完成した暁には “表大雪三大酷道” から脱却してくれるといいのですが。
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ここがみんな疑問の 『カムイ天上』。
ピークになってるワケでもなく、展望がいいワケでもない。
はっきり言って名前を付けるほどの場所でもない。
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カムイ天上を過ぎたらゴールはすぐです。
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到着!温泉に入れる~!
でも楽しかった山行も終わりかと思うとチョット寂しくなる・・・
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さてここからあの酷い林道をトムラウシ温泉までクルマで走るわけです。
登山道のトムラウシ温泉コースが 『三大酷道』 なら、この林道も 『三大悪路』 と言っていいのでは?

つまりトムラウシ温泉短縮路は最悪のコースってことです(笑)


東大雪荘。日帰り入浴500円。雑誌 『HO』 を持っていくと無料で入れます。
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3日間の汚れを落とし、ボウボウに伸びた髭を剃り、乳酸を残さないようストレッチしたり、水風呂に入ったり、、、

登山後の温泉サイコー!!


その後ヌプントムラウシ温泉までスズさんのクルマを回収に行く。

そこで札幌組と千歳組はお別れ。

楽しかっただけに、終わってしまうのは寂しい。

ホントにホントに楽しかった。

心から楽しかった。


スズさん、くれぱとさん、本当にありがとう。


僕にいい思い出をくれて。

一生忘れないよ。






南沼キャンプ指定地(7:35)→トムラウシ山(8:10←休憩等→8:40)
→南沼キャンプ指定地(9:15←テント撤収→9:55)→前トム平(11:40)
→コマドリ沢(12:40←昼食→13:10)→カムイ天上分岐(14:40)
→温泉コース分岐(15:25)→トムラウシ短縮コース登山口(15:45)


《  ←縦走3日目    縦走1日目→  》


追記 : 後日くれぱとさんはこのパーティを 『Team Survivor』 と名づけた。


***
by yah-_-yah | 2012-08-21 18:03 | 登山(表大雪) | Trackback | Comments(8)
奇跡のパーティ ~2012トムラウシ縦走3日目

《  ←縦走2日目     縦走4日目→ 》

【8月14日(3日目)】

昨晩は早くに寝に入ったが、夜中は雷のような轟音で何度も目が覚め、
そしてそのまま寝付けないような状態が続いた。

外が少し明るくなってから天気を確認するとまだ濃い霧と小雨が降っている。
ラジオの予報では北海道は回復傾向だと言っているが、山の上ではそれが当てはまるとは限らない。

僕は楽観的に「多分回復するでしょ?」くらいに思っていたが、根拠はと言われれば特に何もなく、
行くか停滞するかの判断は一番経験豊富でありCLのスズさんに任せるしかない。
「回復するのなら7時くらいまでにはその兆しがある」とのスズさんの経験から、もう少し様子を見るしかなかった。

とにかく待ってる間に出来る限りの準備はしておく。
濡れた靴の中をタオルやトイレットペーパーを使って少しでも水分を取っておく。
こんな細かいことのひとつひとつがいい勉強になる。
僕にとってはこの雨中の山行は確実にいい経験となった。
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その後空が少し明るくなってきた。
『よし、これなら行ける!』
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7:40、霧雨の降る中合羽を着てスタート。
他の宿泊者たちは既に出発しており、僕達は最後に小屋を出ることになった。
それにしてもザックが重い。昨日の雨で濡れた物が乾かず、スタート時点よりさらに重くなっている。
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1時間ほど歩いていると雲の切れ間から青空が覗く様になってきた。
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いや~、青空ってなんて素晴らしいのだ!空が青いってだけで元気湧いてくる!
昨日は全く展望のなかった緑岳の山頂にくると、流れる雲の間からトムラウシが確認できた!
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もう後は晴れるしかない!
ここでザックからデジイチを取り出し、この後はいつものように首からぶら下げて歩いた。
目の前にトムラウシが現れるとテンションもジャンプアップする。
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「いや~、カッコいいね!!」くれぱとさんと一緒にトムラのカッコよさに感動する。
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最近はトムラウシ温泉短縮路から日帰りで登頂する人も多いが、残念ながら向こう側からはこの姿は見れない。
トムラウシが一番カッコいい姿はこちらから見た姿なのだ。
花まで出てきてますますテンション↑↑↑
ナガバキタアザミ
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ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク)
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イワギキョウ
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タカネトウウチソウ
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すっかり天気もよくなってきたし、こうなると気分はるんるん♪です。
しかも目の前にはトムラウシの勇姿。これでテンション上がらない人はいないでしょう。
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写真で見ただけでも気持ちよくなる道でしょ?
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とりあえず正面の岩がぽこっと出た山(化雲岳)を目指します。あ~、気持ちいい!
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トムラウシがカッコよすぎます。
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ミヤマリンドウ
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ミヤマアキノキリンソウとチングルマの綿毛
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化雲岳山頂。
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山頂のこの岩には登れるように右側に細い道が付いてます。
ただしその右側は断崖絶壁。落ちたら「さよなら~」って感じです。
もちろん、僕はそんなデンジャラスなことはしません。
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化雲岳を後にし、さらにトムラウシへ向かいます。
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待ってろ、トムラウシ!今そっち行くからな!!
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ヒサゴ沼
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もうどこ歩いてても気持ちいーー!
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初めて会った二人も、一緒に山を歩けば解りあえる。
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しあわせで心地よい時間。バックの沼は天沼。
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本日最大の難所「ロックガーデン」が近づく。
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ナッキー&シマリスのツーショット!ちょっと分かりにくいけど・・・。
(こういう場面では望遠レンズ持ってこなかったのが悔やまれる)
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気持ちよすぎる景色。
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ダイセツトリカブト
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ハイオトギリ
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気持ちよく歩いていると、いつの間にか目的地まで残り1㎞に。
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北沼には遅くまで雪渓が残っており、春の花がまだいっぱいだった。
チングルマ
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エゾコザクラ
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イワウメ
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ジムカデ
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アオノツガザクラ
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ヨツバシオガマ
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エゾヒメクワガタ
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イワヒゲ
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そして南沼テン場に到着。初めてのテント設営。自宅で練習はしたけど(去年)、不安。
でもスズさんにアドバイスを受けながら無事設営できました。
スズさんのを見て、グランドシートは高くても純正がいい!と思った。来年までに純正を買おう。
くれぱとさんは初めてのテン泊がよほど嬉しいのか、テントの中で奇声を発し異常なハイテンション。
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そして、、、青い空に向かって遂にトムラウシへ登る!
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登山道の途中からテン場を見下ろす。
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空身って素晴らしいなぁ。軽い軽い。
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そして・・・
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旭岳が綺麗に見える!
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十勝連峰にはちょっとだけ雲がかかってる。
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下り道より、テン場。
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トムラウシが夕陽に染まる。
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陽が沈むと急速に寒くなる。寒くて外にいられない。テントの中が心地よい。
寝る前に湯を沸かしてココアを作った。このココアの美味いこと・・・
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前日・前々日の小屋泊よりよく眠れたテン泊。
ただ、真夏といえどもかなりの冷え込みで寒かった・・・

( 次回、最終回へつづく )


忠別岳避難小屋(7:40)→忠別岳避難小屋分岐(7:55)→五色岳(8:55)
→化雲岳(10:30←ティータイム→11:00)→ヒサゴのコル(12:05)
→天沼(12:25←昼食→13:00)→北沼分岐(14:50)
→南沼キャンプ指定地(15:25←テント設営等→16:40)
→トムラウシ山(17:05←休憩等→17:30)→南沼キャンプ指定地(18:00)


《  ←縦走2日目     縦走4日目→ 》


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by yah-_-yah | 2012-08-21 06:19 | 登山(表大雪) | Trackback | Comments(8)
奇跡のパーティ ~2012トムラウシ縦走2日目

《  ←縦走1日目     縦走3日目→ 》

【8月13日(2日目)】

この日の予定はヌプントムラウシから入山し、沼ノ原~五色岳を経由し忠別避難小屋に到達する。
前半の沼ノ原に出るまでは沢沿いと急登で、全行程中一番キツいと思われるコースだ。
後半は沼を見ながらの快適な散策、になるはず(天気が良ければ)。

AM4:30。外に出て空を確認すると、雲は多いが切れ間から青空さえ見える。
どうやら予報はいい方に外れたらしい。普段の行いがいいとこういう時に得だなぁ。
(と、その時は思っていた)

出発する時間になると青空どころか暗雲がたちこめ、ポツラポツラと既に雨が落ちてきていた・・・
さよなら、ヌプン小屋。また来ることはないかもしれないが、、、
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ヌプンのコースは沢沿いの道から始まる。
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何十回かは渡渉したと思う。
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倒木をくぐったりまたいだり。
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結構ワイルドです。
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こうして写真で見ると美しい感じですね。
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ピンクテープは落ちてしまったのか非常に少ない。
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もし一人だったら怖くてイヤになってたのは間違いない。
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雨が本降りになってきたので、合羽を着てデジイチはザックに入れる。
ここからは防水コンデジで撮る。ザックがさらに重くズシリとのしかかる・・・

ロープ場あり。滑りそうなので使わせてもらう。
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ここで沢を離れ尾根に取り付く。
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倒木をくぐりながらの急登。
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その後は急ではあるが、歩きやすい樹林帯になる。
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倒木がしばしば行く手を阻む。
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距離とか書いておいてくれるとありがたいのだが、、、
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とにかく倒木が多い。重いザック担いだままくぐったり乗り越えたりだのはエネルギーを消耗する。
あまりにデカい倒木は笹薮の中を巻く。
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雨に濡れるウメバチソウ。少しでも花があれば元気もらえる。
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その後しばらくは急登とはいえ普通の登山道だったので、快調に進んでいたのだが、、、
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石狩岳からの合流部に来ると広い台地状になり、ガスってることもあり進む方向がわからない。
スズさんに進むべき方向を委ねる(他力本願)。
朽ちた標識は何の役にも立っていない。
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沼ノ原方面はひどい笹被り。地面には踏み跡があるが、それも途中からはっきりしなくなる。
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スズさんの野生の勘もあって、なんとか沼ノ原の木道に出ることが出来た。
しかし出た場所は本来の分岐より少し進んだところだった。
木道を少し戻って本来の分岐点を見てみると・・・
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標識はあるが、道はない・・・
ヌプンもしくは石狩岳方面から来る場合、漏れなくこの笹薮を通らなきゃならないので要注意。

ここから先は木道と泥沼の繰り返し。
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木道の上にも笹被りがひどい場所があり、足元が見えない。
突然木道がなくなっていたり、木道の切れ目があったりで、要注意!
僕も何度かそのトラップにひっかかり、すねを強打した。

五色の水場(への降り口)。美味しい水らしいが余計なエネルギーを使いたくなかったので素通りした。
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ここから先、雨はひどいわ、体力は限界超えてるわ、超キツい道のりだった。
たまに休憩は入れてもらうが、とにかく歩き続けてなきゃヤバそうな状況。
写真を撮る余裕もなく、ほとんど何も考えずスズさんに付いていくだけ・・・。

せっかくの白いエゾコザクラも全くピントがあってないし、、、
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一番心配だった膝は何ともないが、とにかく背中が痛い。
慣れない重いザックを担いでることによる、背中の凝り・肩の痛み。
背中の負担を減らそうと腰ベルトをキツく締めると、今度は骨盤が痛い。
もう、どういう体勢を取っても、痛い。

相変わらず雨は容赦なく打ち付ける。
合羽の上着の背中がめくれていて、そこからズボンの中にも雨水が浸入してきた。
靴はとっくにぐしょぐしょ。こんな中じゃゴアテックスだろうが関係なく濡れてくる。

曇り止め加工をしてあるメガネも、水滴が付いて視界はすこぶる悪い。
視界が悪いことがストレスになり、余計に疲労する。
時々ハマる足元のトラップは、非常に体力を奪ってくれる。

こういう天気で疲れて動けなくなった時に低体温症になるんだろうなぁ、とか考えながら歩いた。
しかし疲れてはいたものの、自分がそうなるなんてことは全く考えなかった。

下界の生活じゃ、こんな風に限界超えてまで歩き続けるなんてことはあり得ない。
とっくに安全地帯に逃げ込んで休んでいる。

・・・自分の限界を超えることができる登山って素晴らしいな・・・




長い長い雨中の行軍のあと、やっと目的地の忠別避難小屋にたどり着いた。
大袈裟かもしれないが、その時ばかりは 『生きててよかった~』 と思った。
それは他の二人も同じだったと思う。

この日の泊まり客はそれほど多くなく、一人一人が割りとゆったりとしたスペースを使うことが出来たのは幸いだった。
濡れたタオルや衣類を干す。干すが乾かない。靴もぐっしょり。乾かない。

それでもやっと落ち着いて食料と温かい物にありつけた。
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明日も天候が回復しなかったら・・・?
悪い状況になった場合のことも考えなくてはいけないが、きっと明日は回復することでしょう!!


というか天気は回復しても俺の体力が回復するのか???

( つづく )


ヌプントムラウシ避難小屋(5:40)→ヌプントムラウシ登山口(6:00)→石狩岳分岐(10:00)
→沼ノ原分岐(10:40)→大沼キャンプ指定地(10:50)→五色の水場(11:40)
→クチャンベツ川源流出合(12:25)→五色岳(14:35)
→忠別岳避難小屋分岐(15:20)→忠別岳避難小屋(15:35)


《  ←縦走1日目     縦走3日目→ 》

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by yah-_-yah | 2012-08-20 17:24 | 登山(表大雪) | Trackback | Comments(6)
奇跡のパーティ ~2012トムラウシ縦走1日目

『奇跡のパーティ』 とは大袈裟なタイトルだが、それは僕の感動のひとつの表現です。
一生忘れることの出来ない体験をさせてくれた、パーティの他の二人に深く感謝するとともに、
その感動を少しでも多くここに残したいと思います。

なお今回のCLであるスズさんのブログに詳細レポートが出ています。
とれも臨場感あふれた文章で、読んでて面白いです。そちらも是非参照していただきたい。
↓  ↓  ↓
表大雪南ルート縦走1日目
表大雪南ルート縦走2日目
表大雪南ルート縦走3日目
表大雪南ルート縦走4日目


《今回のルート》





【 発端 】

今年の盆休みは8/12~16まで5連休。5連休なんてのは今の職場じゃ奇跡で、恐らくもう2度とない。
ここを利用せずしていつ大雪縦走なんてするのだ!?と、ひとり密かに計画を立てていた。

そんな中1年前の黒岳石室で知り合って以来のブログ友であるスズさんが、
大雪でまだ残したままのルート、ヌプントムラウシコースなら行ってみたいと言う。

ヌプントムラウシは表大雪の中でも恐らく最もマイナーなルートで、さらにここ1年近くは林道が通行止めで登ることもできなかった。
ネットで探してもここから登った記録はほとんどなく、「なら自分らがここの記録を残してやるか!」と、
相当荒れた登山道を覚悟でこのコースに決定する。
8/12ヌプンに前泊し、8/13入山して忠別避難小屋泊、8/14南沼テント泊、
そして8/15にトムラウシ温泉短縮路に下山という計画を立てた。

当初は二人で登る予定だったが、1年ほど前からmixiで付き合いのある(いわゆるマイミクさん)
クレオパトラ(shizu)さんが同行したいということで、3人で行くことになった。

男2人+女性1人、メンバー内の誰とも(計画的に)一緒に登ったことはなく、さらにクレオパトラさんとは会ったことすらない。
そんなワクワクするような面白いパーティが出来上がった・・・!!


【8月12日(1日目)】

札幌組の二人と道東道のキウスPAに10:00に落ち合い、十勝清水へ向かう。
昼食に蕎麦を食べようとスズさん希望の『目分料』に行くが、駐車場に入りきれないクルマの列・・・
そこで次なる候補だった新得町の「みなとや」へ。
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ここも有名店らしく20分ほど待つことになるが、通された部屋は自宅の居間のような所で、
店の喧騒とも無縁な落ち着ける部屋でした。
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美味しいお蕎麦を頂きました。

そこからクルマ1台をデポするためにトムラウシ温泉短縮路へ向かう。
途中の東大雪湖脇を通る道々はやたらとキツネ(夜はタヌキ)の出没が多く、運転には注意が必要!
キツネ以外にもエゾライチョウが多く見られた。
人馴れしてるのか、すぐ傍をクルマが通過しても逃げない。逃げないもんだからクルマ停めて写真撮った。
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トムラウシ温泉に向かう道路は途中から砂利道となる。
それでも東大雪荘までは道幅も広くフラットで走りやすい。しかしその先はひどい。ひどすぎる。
道幅は狭いのはいいとして、雨裂が深くてどんなにゆっくり乗り越えようとしても腹をこする。
ちなみにこの日は自分のクルマではなく、親のプリウスを借りて行った。自分のクルマなら間違いなくバンパー割れてただろう。
そんな悪路に手間取り、到着は思いの外遅くなった。

短縮路登山口にプリウスをデポし、スズさんのクルマに乗り込んでヌプンへ向かう。
こちらも長いダートが続くが、短縮路のそれよりはずっとマシな状況。

トムラウシとヌプンの分岐
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分岐から距離は13㎞とあるが、これがやたら長い。ダートのせいだろうが、30~40㎞にも感じられるほど長かった。
「こんな奥地に人が来るのか?」という疑問とは裏腹、ヌプンには大勢のキャンパーが・・・。
キャンプ場でもないこんな奥地でキャンプする人はよっぽどの好き物なんだろうが、
そういう人たちにとっては秘かな人気スポットなのかもしれない。
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ヌプン小屋。左の小さな建物はトイレ。
このトイレは異常なまでにアンモニア臭く、非常に不評だった。スズさんは「こんな所じゃとてもしゃがんで用を足せない!」と。
それでも僕は仕事柄他の人よりアンモニア臭に慣れているのか、ガマンしてここで用を足すことが出来た。

そしてまずは登山口の下見。
本来ここから登山口まで林道が続いていたはずだが、現在は通行止めになっている。
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これは去年の大雨のせいじゃなく、もっと何年も前から使われてないようだ。
恐らくここを車道として復活させる気はないんだろう。そんな感じの道だった。

こんな奥地の登山口でも立派な大きい看板。そして登山ポストもある。
今年6月の林道の再開通以降、平均して週に1~2組はここから登っているようだった。
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情報がないために懸念事項だった、登山口からの丸太橋も健在で一安心。
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その後小屋に戻って夕食。我々以外誰もいないので、広々ゆったり過ごせた。
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そしてせっかくなので秘湯「ヌプントムラウシ温泉」に入ることにする。
温泉にも丸太橋を渡っていく。
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無人・無料の露天風呂だが、しっかりした浴槽と棚付きの脱衣所がある。
湯量は豊富で源泉はかなり熱い。泉質はぬるぬる・つるつるで気持ちよい。
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しばらく風呂に入れないだけに、前日ここで入れたのは嬉しかった。

その後小屋に戻って装備の検討。
この日持ってきたザックの重量は20kgを少し超えていた。それ+カメラ機材の3.5kgがある。
スズさんの強い勧めもあって、余計なモノを少し置いていくことにした。多分1.5kgは軽量化できたと思う。
20kg以上のザックを担いで長距離歩くのはやったこともないし、正直出来るのか不安だった。

明日の予報は曇り後雨。
でもきっと雨は小雨が短い間降るだけだろう、なんて楽観的に考えながら寝に入った・・・

( つづく )


《 縦走2日目へ→ 》




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by yah-_-yah | 2012-08-18 14:43 | 登山(表大雪) | Trackback | Comments(6)
憧れのトムラウシへ・・・!

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憧れのトムラウシへ行ってきました。


8/12 ヌプントムラウシ温泉に前泊
8/13 ヌプントムラウシから入山~忠別避難小屋泊
8/14 南沼キャンプ指定地でテント泊
8/15 トムラウシ温泉短縮路に下山


遭難の危機を乗り越えて、強雨の中20㎞を歩き通した1日目。
曇りから晴れへと変わり、トムラウシのカッコよさに感動した2日目。
トムラウシ山頂からの絶景とナキウサギの3日目。


本当に色々あった4日間(前泊含め)でした。
そして最高に楽しかった4日間でした。


久しぶりに自宅のベットで寝て起きて、思い返すと涙が出そうです。
感動の4日間でした。


忘れえぬ山行となりました。


一緒に登ってくれたスズさん、クレオパトラさん、本当にありがとう!!

一生の思い出になったよ!!!



2012.8.15 トムラウシ山頂からの720°絶景!







登山記はこちらからどうぞ!
↓  ↓  ↓
奇跡のパーティ ~2012トムラウシ縦走1日目
奇跡のパーティ ~2012トムラウシ縦走2日目
奇跡のパーティ ~2012トムラウシ縦走3日目
奇跡のパーティ ~2012トムラウシ縦走4日目


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by yah-_-yah | 2012-08-16 06:29 | 登山(表大雪) | Trackback | Comments(14)